VOICE
04
大学院卒業後に医療の道へ。
研修制度を活用してかなえた夢。
M先生
2006年入局
臨床心理士、公認心理師を目指した理由・きっかけ
高校2年で文系を選んだ後、文系大学は仕事に直結する学部が少ないことに気付いて焦った私。職業が一覧で載っている本で将来に思いをはせていた時に「カウンセラー」という仕事を知り、カウンセラーにつながる心理学を専攻しました。その後、ゼミの先生の影響で臨床心理学の修士課程に進み、大学院を出るころには医療分野で働きたいと考えるようになっていました。
現在の仕事
大学病院で、精神科の患者さんや緩和ケアチームに依頼の入った身体疾患の患者さんを対象に、心理面接や心理療法をしています。それ以外に研究や県の事業の一環として、オンラインでのグループセラピーや家族教室なども行っています。今後は、大学病院で臨床を継続しつつ、県内の国公立大学で、大学教員として臨床心理士・公認心理師の養成に携わっていきます。
今、一番やりがいを感じているのは、学生時代から興味を持っていた心理学を、徐々にとはいえ日々の仕事の中に組み込めるようになってきたことです。最初は自分の興味分野と現場の実務の中で求められることのギャップが大きく悩みもありましたが、最近はそのギャップを小さくすることができてきていると感じます。それが、やりがいやモチベーションを高く保つことにつながっています。
仕事の上で大事にしているのは、常に「感性」を養い続けられるようにすること。自分の興味のある研修、特に体験的な研修になるべく足を運んでいろいろな経験をすることを続けていきたいと思っています。
今、一番やりがいを感じているのは、学生時代から興味を持っていた心理学を、徐々にとはいえ日々の仕事の中に組み込めるようになってきたことです。最初は自分の興味分野と現場の実務の中で求められることのギャップが大きく悩みもありましたが、最近はそのギャップを小さくすることができてきていると感じます。それが、やりがいやモチベーションを高く保つことにつながっています。
仕事の上で大事にしているのは、常に「感性」を養い続けられるようにすること。自分の興味のある研修、特に体験的な研修になるべく足を運んでいろいろな経験をすることを続けていきたいと思っています。
講座の魅力
就職活動を始めたころ、先に述べたように医療分野に進みたいという気持ちはありましたが、一方、いろいろな面で自分には経験や力が不足しているという実感もありました。そんな時目に止まったのが、研修を受けながら現場で働けるという当講座の研修制度です。
当講座を選んで良かったと感じるのは、精神科領域での知識・経験はもちろん、さまざまな職場を体験できるのでひとつの施設に就職するよりはるかに幅広い経験を積めること。加えて、医師・看護師・PSW・OTなどさまざまな職種の人と密接に関わりながら業務に当たることで、多職種連携の在り方を肌で感じ取ることができるのも、得難い経験だと思っています。特に精神科の医師と心理士がざっくばらんに話ができる関係性は、当講座の家族的な雰囲気があってこその賜物ではないでしょうか。
当講座を選んで良かったと感じるのは、精神科領域での知識・経験はもちろん、さまざまな職場を体験できるのでひとつの施設に就職するよりはるかに幅広い経験を積めること。加えて、医師・看護師・PSW・OTなどさまざまな職種の人と密接に関わりながら業務に当たることで、多職種連携の在り方を肌で感じ取ることができるのも、得難い経験だと思っています。特に精神科の医師と心理士がざっくばらんに話ができる関係性は、当講座の家族的な雰囲気があってこその賜物ではないでしょうか。
ワーク・ライフ・バランスについて
実を言うと、子どもが生まれるまでは全くバランスは取れていませんでした。逆に子どもができてからは家族に割く時間が増えてしまって、思うように仕事が進まないということにストレスを感じることがあります。
まだ新米パパなので、仕事と家庭を無理なく両立されている先輩方の背中から秘訣を学んで、よきパパ、よき心理士となれるよう頑張ります!
まだ新米パパなので、仕事と家庭を無理なく両立されている先輩方の背中から秘訣を学んで、よきパパ、よき心理士となれるよう頑張ります!
MESSAGE
浜松医科大学の臨床心理研修生になると、絶対に無駄にならない経験を積むことができます。正直に言って、最初の2年間は体力的にきつかったり、大変な思いをすることもあるかもしれません。しかし、その経験は必ずその後のキャリアで生きてきます。当講座は、精神科臨床の基礎や多職種連携など、臨床心理士に不可欠な知識や技術を学ぶのに最適な環境です。将来、教育領域や産業領域、開業を考えている人にとっても、とても大事な基礎の部分を身につけられるはずです。当講座で一緒に学び働きながら、夢の実現を目指していきませんか。